近年 、地球大気温度の上昇が問題となっています。「地球温暖化」という言葉を聞かない日はないほどまでにポピュラーなものとなっています。しかし、大部分の人は事の重大さに気づいていません。「暖かくなって、海水面が上昇するんだろう?」くらいのもので、冬が嫌いな人にとってはむしろ、受け入れ可能な世界だ、とでもいわんばかりです。事実、海面が仮に数メートル上昇したとしても、現在の土木技術を駆使すれば、堤防を築くなど、対策は可能だといえるでしょう。また、温度が数度上がるくらいであれば、環境の変化は大きいでしょうが、人類は適応可能だとも予測できます。しかし、実は温暖化とは、そんなに単純な問題ではなく、もっともっと複雑な問題なのです。場合によっては、人類だけではなく、全地球上に住んでいる生物が、一瞬のうちに絶滅してしまう可能性を秘めています。それほどまでに重大な問題なのです。
地球の気温は、約15度に保たれています。まず、太陽から届いた光が地表を暖め、熱を放出します。その後、大気中に含まれるCO2などの温室効果ガスに吸収され、このガスがさらに地表をあたためる、という仕組みになっています。わかりやすく説明すると、丁度温室のような原理で地球は暖められている、ということです。ここからわかるのは、二酸化炭素のような温室効果ガスが増加すれば、それだけ地球の温度は暖かくなる、ということです。
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